嫌がらせ爆撃中隊

2004年4月22日
第二次世界大戦中
ドイツなどの枢軸国とソ連などが戦った東部戦線、ドイツ軍にもソ連軍にも共通した変わった航空部隊があった。
その部隊の仕事は夜間に出撃して、最前線の敵の基地や空港を爆撃するというものだった。とはいえ、大型爆撃機で街を焦土にしたような空襲や今のようにピンポイントで攻撃することではない。単に目標についたら、爆弾を投下したら終わり。命中するしないは度外視。という任務だった。ちなみに使用した航空機は各地からかき集められた旧式機だった。

なんでこんな作戦を実行したか?夜間に人知れず攻撃することによって、安眠できないなど心理的恐怖感を与えることによって戦力の低下を計るが目的だった。実際、その点での効果は抜群だったらしく、結局、このような作戦は戦争が終わるまで続けられている。

テロの目的と効果を考えると、この嫌がらせ爆撃隊の話は非常に参考になったので、あえて書いてみた。

参考文献 ドイツ空軍地上攻撃飛行隊 大日本絵画

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