中国で反日デモが吹き荒れている。
冷静に見ていると、あそこまでくると「反日」の名を借りた反政府デモのようにも見える。
日本の1960年前後に似ているという意見もある。昭和30年代は安保闘争があり、自民党の1党支配という点では似ている。しかし、日本では選挙で野党に投票することができ、「ガス抜き」もできた。この「ガス抜き」によって経済の高度成長も成し遂げられたのではないかと私は思う。
中国は一党独裁で政治への不満の捌け口がない。ガスは充満し、火薬庫なみに爆発する可能性も否定できない。今、日本がなすべきことは、
外務大臣が乗り込んで厳重抗議をすることばかりではない。
(もちろん、日本人や日本に関係している人たちの保護は絶対に必要)
今、必要なのは
仮に中国市場がこれを期に始まるかもしれない混乱でパーになったときの経済政策
混乱時における難民の保護
を想定して対策を立てておくべきだと思う。始まってからでは遅いのだ。仮に無事に収まれば、それにこしたことはない。後で同じような事が起きた場合、事例として活用すればいいこと。取り越し苦労といわれることはない。

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