ISBN:4860950755 単行本 プロ野球・チーム存続を訴える会記録本編集委員会 長崎出版 2005/04 ¥1,575

ある方のBlogにてこの本を知りました。
去年のあの時期、運動を複雑な思いでみていました。

一つは、プロ野球の縮小というそのものには反対だったということ
ちょうど、ライブドアの堀江社長が大阪ドームを訪問した際、マイナーリーグのチームが経営不振でオーナーが手放し、そのチームを同じリーグの他の数チームが共同で運営するという話を聞いていたからです。そういう方法を取って、経営者を探すというのもありではと考えていました。

一つは、旧態依然のプロ野球は嫌だった。合併せずに、残ったとしてもろくでもない経営者だったら、第二第三の同じような動きがあってもおかしくないし、そのためには「プロ野球機構」のチームが減っても仕方がない。脱退したチームで新たなリーグができるのではないか?

2つの思いが複雑に絡み合い、署名はしたものの、それ以上のことをやろうという思いにはなりませんでした。

そういう人間だからこそいえるのですが、仮に彼らの勇気がなければ、12球団もないだろうし、交流戦もない。さらにアメリカ独立リーグとかでプレーしようにもなかなかビザが下りない現状を考えると大量の野球難民が出ないともいえない。
(実際、ビザが下りず、アメリカ独立リーグでプレーできなかった選手がいる)

結果的には合併はされたものの、楽天と言う新球団の誕生なども、彼らの取った行動が影響した動きというのはかなりあるのではないかと考えています。まさしく、強い信念は物事を動かす典型ですよね。

仮にプロ野球とかに関心がなくても、信念をもってなにかをやろうと言う人にはすごく勇気づけられる一冊です。

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