8月23日の日記

2005年8月23日 読書
この雨の中、仕事帰りに図書館へ行ってきました。
実は以前、ある本で過去、高校野球で乱闘があったと書いてあったのを明徳の一件、そして駒大苫小牧の一件で思い出したので、千葉の野球史の本を探していたら、掲載されていた本を見つけました。
「房総白球伝」(読売新聞千葉支局 和田正樹著 崙書房)
という本です。この本によると

まあ、乱闘があったのは昭和4年とすごーく昔の話です。
場所は水戸商業のグランド、カードは水戸商業と千葉中学(現在の県立千葉高校)この当時は千葉と茨城の2県で南関東地区の代表を選ぶ大会をしていました。会場は千葉と水戸の会場を年ごとに持ち回りだったようです。
伏線は前年に千葉であったのですが(勝った水戸商ナインへの観客の投石騒ぎが原因)…
この試合でビジターの千葉中学が7-6で勝利して、敵地での勝利にぶちきれた 水戸商の応援団がマウンドの乱入して千葉中学の選手を襲撃! 選手は次々と血祭りに上げられ、警官隊が出動して暴行した生徒は検察へ連行されたとのこと

さすがに各校持ち回りでやるのはやめようと言うことになり、このあとの南関東大会(昭和5年、6年)は中立地で行われたようです。

他にも千葉と茨城の因縁の試合はあって、龍ヶ崎一中と千葉中学の試合は、今じゃ考えられないすごい試合なんですけど…
ライトフライの捕球をしようと思った千葉中学の外野手を襲撃したとか…

なんでこんなことを書いたかというと、高校野球があまりに美化されすぎていないですか?ということを言いたかったのです。原点に戻ったほうがいいと思うのです。

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