来年、アメリカへ行こうと考えているみなさま、ぜひマイナーリーグや独立リーグの観戦も日程に入れてみてください。
日本に選手としてきていた方がコーチや監督としてそのチームで活躍していることも多々あります。そういった方に声をかけると相手も日本から来てくれたということで大変喜んでくれます。
スタッフも日本人が滅多に来ないところだと、大歓迎で迎えてくれます。

治安もいいところにマイナーリーグの球場はあるので、一人でも安心して行けます。ただし、交通手段はきちんと責任を持ってください。電車があると思ったら大違いです。
(すくなくとも南カルフォルニアはそうだった)

ちなみに入場料はネット裏10ドルぐらいです。
無謀野球旅行記2、ランチョクカモンガ編ができました。
http://www.taketake.org/california2
車を運転したら反対車線を走っていたとか、あほな話ばかりですが、お時間があったらご一読ください。
楽天のGMになったマーティ・キーナート氏が、来日前にローダイオリオンズのGMだったのは、彼のホームページや楽天のホームページにも掲載されています。

実は前に行ったランチョクカモンガクエークスのサイトに多少詳しく、彼がいたローダイのことがでていたので紹介します。
ちなみにローダイの場所はカルフォルニアの北部です。

ローダイのチームは1965年シーズン終了ともに、カルフォルニアリーグのチームが1チームなくなってしまい、5チームになることからカルフォルニアリーグ側が、リーグ消滅への危機感を持ち、拡張を計ることになり、そこへ手を挙げて、1966年から参加を認められた3チームのうちの1つだったとのことです。
今とは多少貨幣価値が違うとはいえ、ローダイの投資グループの元手は2500ドルでこのチームを始めたようです。

カブスやアスレティックスなどの傘下などを経て、1972年からボルチモアオリオールズの傘下となり、1973年にはカルフォルニアリーグのチャンピオンにもなっています。ちょうど、キーナート氏がGMをやっている時ですね。
つまり、彼がGMをやっている時に、ローダイの街にチャンピオンフラッグをもたらしたということです。

その後、1984年にシカゴカブスが、傘下のマイナーリーグのチームをすべて、ミシシッピ川以東の都市をフランチャイズにするチームと契約する方針を打ち出したため、当時、シカゴカブスの傘下だったローダイは、提携チームを消失。
(マイナーリーグのチームは基本的にメジャーリーグから選手・関係者を借りて運営する独立会社。だから、観客動員とかで魅力がなかったり、球団の方針などで傘下のチームが変わることがある。)

このことでやる気を失ったオーナーは売却し、新たなオーナーはチームをカルフォルニア南部に移転させ、紆余曲折を経た後、現在はロサンゼルスの近郊のランチョクカモンガをフランチャイズにしています。

英語に自身のある方はクエークスのサイトをごらんになるといいと思います。
http://rcquakes.com/team/history/
メジャーリーグ選抜が日本チームと試合をしている。オルティスやクレメンスといった日本で知られた名前も多いが、そんなに知られていない選手も多い。
私は彼らはチャンスを物にしようとしているかも知れない。このチャンスとは、日本球界でプレーすることだ。
ここで結果を残せば、日本のファン・球界関係者によい印象を持ってもらえる。
仮に日本球界へ売り込むことになった場合、その好印象が売り込みを楽にさせるのは言うまでもない。

百聞は一見に如かず
メジャーリーグはプレイオフの真っ最中。今日は田口のいるカーディナルズとアストロズの試合をやっていました。
副音声では現地で放送しているアメリカの放送局のアナウンサーの声で放映されていたのですが
松井と田口の比較で
「松井は日本でビックマーケットのチーム、ジャイアンツにいて、アメリカでもビックマーケットのチーム、ヤンキースにいますが、田口は日本でもスモールマーケットのチーム ブルーウェーブ、アメリカでも同じようにスモールマーケットのカーディナルズにいるわけですが…」
と副音声では流れていました。ちょっと笑ってしまいました。
今朝、偶然、テレビのスイッチをつけたら、なんとマイナーリーグの特集をやっていました。
今回はNYにある2つのマイナーリーグチームのうちの一つ、ステイタンヤンキースにスポットを当てたもので、そこで働く日本人スタッフがインタビューを受けていました。
合併問題で日米の対比というわけではありませんが、最近、マイナーリーグ・独立リーグの特集が相次いでニュース番組で組まれています。いいことじゃないでしょうか。
もっとやって!>テレビ局

ところで、マイナーリーグといえば、今年も行ったランチョクカモンガクエークスですが、今月13日は金曜日ということで、映画「13日の金曜日」にかけて「ジェイソンユニ」で試合をするようです。
http://www.rcquakes.com/
サンデープロジェクトでプロ野球の特集が組まれています。
私はその横でインターネットラジオを聞いています。
(実は初めて、インターネットラジオに挑戦しました)
中継はプロ野球カルフォニアリーグ ヴァイゼリア オークスvsランチョクカモンガ クエークスの試合です。
ランチョクカモンガ クエークスのサイト
http://www.rcquakes.com/
で試合開始時間にあわせて
Webcast start time
をクリックしてみて下さい。
16時間程度の時差がありますので
7月10日午後7時開始なら、日本時間7月11日午前11時開始と考えてください。
英語がわからなくても、ぜひ時間があえば挑戦してみてください。
日本人選手はいませんが、日本にゆかり深い人が監督やコーチをやっている球団もあります。
(え、あの人がコーチというびっくりする例が…)

今、プロ野球問題を解決するには地域密着と言うのが鍵だとサンデープロジェクトで放映されていましたが、一例を挙げますと、球団が配っているパンフレットがあります。ランチョクカモンガクエークスの場合、パンフレットには地元の業者だけでなく、市役所も広告を出しています。それもちょっと変わっていて、
環境に関する市役所のアンケートに答えたら、クエークスのチケット提供
なんていうのもあります。
一度、プロ野球のあり方自体を考えるのもありかなと自分なりに考えています。
Adelantoという市がカルフォニア州にはあります。人口は18000人ほどです。ここを本拠地にしているプロ野球チームがあります。High Desert Mavericksというチームです。
独立記念日にここでの試合を観戦ました。砂漠のど真ん中であたりには本当に何にもありません!
球場の周りにあるのは、
ハンバーガー屋さんとコンビニ兼営のガソリンスタンド
だけなんです。

でもこんな街なんですけど、立派にプロ野球が成り立っているんですよ。これが…私が行った日は5804人の観客が来ていたと球団のページに書いてありました。
(独立記念日だったせいもあるだろうけど)

人口数万の都市でプロ野球が成り立っているのに、数百万の関西圏で成り立たないのはおかしい。単に都合のいいごり押しにしか見えない。
マイナーリーグをまた、観戦しそうな感じだが、なにに着目して観戦しているのかといえば、実はアトラクションだったりする。

試合という「主食」があって、アトラクションという「おかず」が成り立っているわけだが、実際、行っても選手名ほとんど知らない形で観戦するので、試合だけと言うのはつらい。スカウトならまだしもそうでなければ、1つ1つのプレーに根詰めて観戦するというのは疲れるだけ。そんなことするよりも次はどんなことして楽しませてくれるんだろうかと考えながら観戦したほうがマイナーリーグは楽しめると思う。

ちなみにマイナーリーグ、たぶん独立リーグもそうだと思うけど、スタッフに日本のように遠くから来たと言えば、ものすごく喜んでくれる。私は某球団からすごい量のおみやげを去年、いただいて帰国しました。

1 2 3

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索